ハイブリッド給湯器とは?仕組み・メリット・デメリット

家庭の給湯設備として一般的な「ガス給湯器」と「エコキュート」ですが、最近注目を集めているのが「ハイブリッド給湯器」です。
ハイブリッド給湯器は、ガス給湯器の瞬間加熱とエコキュートの省エネ性を融合した最新の給湯システムで、光熱費の節約と快適な給湯を両立できるのが特徴です。

今回は、ハイブリッド給湯器の仕組み・特徴・メリット・デメリット、設置費用や選び方のポイントについて詳しくご紹介します!

ハイブリッド給湯器とは?基本の仕組み

ハイブリッド給湯器の仕組み

ハイブリッド給湯器は、「ヒートポンプ(電気)」と「ガス給湯(瞬間式)」を組み合わせた給湯システムです。

◆ヒートポンプ(電気)
・エコキュートと同じ技術を使用し、空気中の熱を利用して水を温める
・少量の電力でお湯を作るため、光熱費を大幅に削減できる
・貯湯タンクにお湯を貯めておく(一般的に75L~100Lのタンクを搭載)


◆ガス給湯(瞬間式)
・タンク内のお湯が不足したときに瞬時に加熱し、安定したお湯供給を実現
・お湯切れの心配がないため、大人数の家庭や長時間の使用にも対応
・この2つを組み合わせることで、エコキュートよりも省エネで、ガス給湯器よりも効率的な給湯が可能になります。

ハイブリッド給湯器のメリット

 光熱費の大幅削減(省エネ性能が高い)

ハイブリッド給湯器は、お湯の約80%をヒートポンプ(電気)で沸かし、残り20%をガスで補助します。
そのため、ガス給湯器のみを使用する場合と比較して、約50~60%の光熱費削減が可能です。

年間の光熱費の目安(4人家族の場合)
給湯方式 年間の光熱費
ガス給湯器(都市ガス) 約7~10万円
ガス給湯器(プロパンガス) 約10~15万円
エコキュート 約3~5万円
ハイブリッド給湯器 約4~6万円

★プロパンガス地域なら特に節約効果が大きい!

お湯切れの心配がない

エコキュートは、タンクのお湯を使い切ると追加でお湯を沸かすのに時間がかかりますが、ハイブリッド給湯器はガスで瞬時に加熱できるため、お湯切れの心配がありません。

★家族の多い家庭や、シャワーや浴槽を頻繁に使う家庭に最適!

設置スペースがコンパクト

エコキュートは貯湯タンク(200L~460L)が必要ですが、ハイブリッド給湯器は小型タンク(75L~100L)のため、省スペースで設置できます。

★狭い敷地やマンションにも設置しやすい!

環境に優しい(CO₂排出量の削減)

ガス給湯器よりもヒートポンプを多く利用するため、CO₂排出量を削減できます。
地球環境に配慮しながら、光熱費も抑えられるため、エコ意識の高い家庭におすすめ!

施工事例TOP

ハイブリッド給湯器のデメリット

初期費用が高い

給湯方式 本体価格+工事費(目安)
ガス給湯器 約15万~40万円
エコキュート 約40万~80万円
ハイブリッド給湯器 約50万~90万円

★エコキュートよりも若干高めだが、補助金が活用できることも!

夜間電力を活用しにくい

エコキュートは深夜電力を使って安くお湯を作れますが、ハイブリッド給湯器は随時お湯を作るため、夜間電力のメリットが少ないことがあります。

ハイブリッド給湯器と他の給湯器との比較

給湯方式 初期費用 ランニングコスト 設置スペース お湯切れ CO₂排出量
ガス給湯器 ◎ 安い △ 高い ◎ 小さい ◎なし ×多い
エコキュート △ 高い ◎ 安い ×広いスペースが必要 ×あり ◎少ない
ハイブリッド給湯器 △ やや高い ◎ 安い 〇比較的コンパクト ◎なし ◎少ない

無料見積りを依頼する

どんな家庭にハイブリッド給湯器がおすすめ?

光熱費を抑えたいが、お湯切れの心配をしたくない家庭

ハイブリッド給湯器は、エコキュート並みに光熱費を抑えつつ、お湯切れのリスクをなくせるのが大きなメリットです。

エコキュートほどの低コストではないが、ガス給湯器より大幅に安い!
→ かつ、お湯切れの心配がないため、長時間の使用にも対応!

こんな家庭におすすめ!
・「光熱費を下げたいけど、お湯切れのストレスは嫌だ!」
・「夜間に電気代が安くなるプランじゃないので、エコキュートの恩恵を受けにくい…」

家族が多く、大量のお湯を使う家庭

一般的なエコキュートは、タンク内の水を使い切るとお湯切れしやすいですが、ハイブリッド給湯器はガスで瞬間加熱できるため、お湯切れの心配がありません。

こんな家庭におすすめ!
・4人以上の大家族(シャワーや浴槽を頻繁に使用)
・朝・夜に複数人が同時にシャワーを使う家庭
・追い焚きの回数が多い家庭(タンクのお湯を消費しやすい)
★ 一度に大量のお湯を使っても、お湯切れせず快適!

プロパンガス(LPガス)を使用していて、ランニングコストを下げたい家庭

プロパンガスは都市ガスよりも料金が高く、給湯費用がかさみやすいのが難点。

プロパンガス使用時の年間光熱費(4人家族)
■ガス給湯器(プロパンガス):約10万~15万円
■ハイブリッド給湯器(プロパンガス):約4万~7万円
→ ガスの使用量を大幅に減らせるので、プロパンガス利用家庭では特におすすめ!

こんな家庭におすすめ!
・「プロパンガス代が高すぎる…節約したい!」
・「オール電化にはしたくないけど、光熱費は下げたい!」

設置スペースに制約がある家庭

エコキュートは貯湯タンク(200L~460L)が必要なため、広いスペースが必要です。
一方、ハイブリッド給湯器の貯湯タンクは75L~100Lと小型なので、狭い場所でも設置しやすいのが特徴。

こんな家庭におすすめ!
・庭や敷地が狭く、大型のエコキュートが置けない
・マンションや狭小住宅に住んでいる
→ エコキュートを設置できない環境でも、ハイブリッド給湯器なら対応可能!

環境意識が高く、エコな暮らしをしたい家庭

ハイブリッド給湯器は、ガスの使用量を抑えられるため、従来のガス給湯器よりもCO₂排出量を削減できます。

CO₂排出量比較
■ガス給湯器:高い
■ハイブリッド給湯器:約50%削減
■エコキュート:ほぼゼロ

こんな家庭におすすめ!

・「できるだけ環境負荷を減らしたい!」
・「ガス給湯器は使いたいけど、CO₂排出を減らしたい!」

【ハイブリッド給湯器がおすすめの家庭:まとめ】

■ 光熱費を抑えながら、お湯切れの心配をなくしたい
■ 家族が多く、大量のお湯を使う
■ プロパンガスのランニングコストを抑えたい
■ エコキュートを設置するスペースがない
■ 環境に優しい給湯器を選びたい

無料見積りを依頼する

ハイブリッド給湯器設置リフォームをご検討中の方へ おすすめ記事

エコキュートの魅力と導入のポイント|快適で省エネな暮らしを実現

給湯器の役割とは?

エコキュートの選び方と種類

ガス給湯器の選び方と種類

ガス給湯器とエコキュートの違いを徹底解説!最適な選び方とは?

ガス給湯器とエコキュートのメリット・デメリットを徹底比較!あなたに最適な給湯器はどっち?

ハイブリッド給湯器設置リフォームならトラストホームにお任せ下さい!

福岡でハイブリッド給湯器設置リフォームなら激安価格で安心施工のトラストホームへ!

リフォーム工事はすべて自社の職人スタッフで施工を行うため中間マージンが発生しません。
つまり、下請け・仲介などの仕組みがないため、費用のスリム化を実現。
そして、特殊な商品仕入れ方法で納得価格でリフォームが可能。
それがお客様に衝撃価格で安心・納得のハイブリッド給湯器設置リフォームをご提供できる理由です。

◎リフォームメニュー一覧
キッチンリフォーム
浴室(お風呂)リフォーム
トイレリフォーム
洗面化粧台
IH・ガスコンロリフォーム
給湯器の設置・取り替え
床リフォーム
壁紙リフォーム

◎外壁塗装・屋根塗装・防水工事も承ります
・外壁塗装/外壁リフォーム
・屋根塗装/屋根リフォーム
・防水工事

◎対応地域

福岡市東区/福岡市博多区/福岡市南区/福岡市城南区/福岡市中央区/福岡市早良区/福岡市西区/糟屋郡(粕屋町/志免町/篠栗町/宇美町/須恵町/新宮町)/大野城市/春日市/太宰府市/筑紫野市/那珂川市/古賀市/飯塚市/糸島市
※上記以外も福岡県内であればご相談ください

◎お問い合わせは、お電話またはメールにて承ります!

相談無料・見積もり無料
お電話の場合はこちら:0120-39-1137
メールの場合はこちら:リフォーム無料相談
補助金情報についてはこちら:補助金紹介ページ
施工事例も定期的に更新しておりますのでぜひご覧ください!