防犯砂利とは?
防犯砂利とは、上を歩いたときに「ジャリジャリ」と大きな音が出るよう工夫された砂利のことです。
侵入者が庭や通路を歩くと音で気づかれやすくなるため、空き巣などの侵入抑止に効果的。設置も手軽で、外構防犯の中でも人気の高い方法です。
防犯砂利の種類
防犯砂利には、素材・加工方法・見た目によってさまざまな種類があります。
それぞれの特徴を理解することで、ご自宅に合ったタイプを選びやすくなります。

砕石タイプ(天然石)
■特徴
・自然の石を砕いた砂利で、歩くと「ジャリジャリ」と大きな音がします。
・価格が安く、ホームセンターなどでも手に入れやすいのが魅力。
◎メリット
・コストが安い
・音がしっかり出る
・施工が簡単
△デメリット
・角が鋭く、素足や靴底が薄いと歩きにくい
・粉が出やすく、時間が経つと音が小さくなることも

人工樹脂タイプ
■特徴
・ガラスやプラスチックを樹脂で固めた人工砂利。軽量で扱いやすく、カラー展開も豊富。
◎メリット
・軽量で施工がラク
・長期間音が持続しやすい
・カラーバリエーションが多くデザイン性◎
△デメリット
・天然石に比べて価格が高い
・日光や雨風により変色・劣化する場合あり

リサイクルガラスタイプ
■特徴
・廃ガラスを再利用して作られた砂利。透明感や鮮やかな色合いが特徴で、インテリア性が高い。音も「カラカラ」と独特な響き方をします。
◎メリット
・おしゃれで庭づくりに映える
・音が軽やかで分かりやすい
・環境にやさしいエコ素材
△デメリット
・価格が高め
・角が残る場合があり素足では危険
防犯砂利の選び方
まず“目的”をはっきりさせる
■防犯効果最優先:踏んだ時の音量・音質が大きいもの(角が残る砕石系、ガラス系、人工樹脂系)。
■景観も重視:カラータイプや樹脂コーティングで外壁・門塀の色に合わせる。
■雑草対策も同時に:厚み+防草シートが必須。シートは耐久クラスを選ぶ。
“音”を左右する要素
■粒径:一般住宅なら中粒(目安15~25mm)が扱いやすく音も出やすい。
■形状:角のある砕石は高めの「ジャリッ」という音。ガラス混は「カラッ」と高音寄り。
■厚み:40~50mm程度を基準に(歩行頻度が高い場所は厚め)。薄いと音が減り、雑草も出やすい。
■下地:土が柔らかいと沈み、音が吸収される。転圧+防草シートで面を安定させる。
耐久性・メンテナンス視点
■摩耗・粉化:砕石は踏み固まると音が低下。年1回の攪拌(かくはん)・補充で復活。
■退色・劣化:樹脂・カラー系は日射で退色の可能性。長寿命品やコーティングタイプを。
■掃除性:落葉が多い庭はブロワー掃除がしやすい粒径を。微細すぎると詰まりやすい。
安全・使い勝手
■素足・ペット:尖りが強い砕石はケガリスク。歩行帯のみ平板・舗装を併用するのも手。
■ベビーカー・車椅子:砂利ゾーンとフラット通路を分離(スリット平板やマットを併用)。
■飛散対策:見切り材(エッジング)必須。境界での散らばり・流出を防ぐ。
デザイン・色合わせ
■外壁・門塀・土間の色相/明度を揃えると統一感UP。
■白系:明るいが汚れ・照り返しが出やすい。
■黒・濃色:締まるが夏場に熱を持ちやすい。
■中間グレー:汚れが目立ちにくく万能。
施工性・維持のコツ
■防草シート:強度の高いタイプを。重ね代は約10cm、ピンで目数多めに固定。
■見切り材:アルミ・スチール・樹脂・レンガなど。高さを砂利厚と面一にして歩きやすく。
■勾配・排水:水が溜まると苔・雑草の原因。緩勾配で排水確保、桝まわりは厚み控えめに。
■き過ぎ注意:転圧し過ぎると音が小さく。最終仕上げは軽く均す程度に。
予算は“総額”で比較
材料単価だけでなく、運搬費/既存撤去/下地調整/防草シート/見切り材を含めた【㎡あたり】総額で検討。DIYは安いが、下地・雑草対策まで正しくやるならプロ施工が結果的に安定。
防犯砂利の場所別おすすめ
防犯砂利は、設置する場所によって効果の出方や選ぶべき種類が変わります。
ここでは、ご自宅の外構に合わせたおすすめの使い分けをご紹介します。
窓下・犬走り(建物の周囲)
■目的:侵入経路に入った時に「確実に音で知らせる」
★おすすめの種類:砕石タイプ、リサイクルガラスタイプ
▶ポイント:
・幅30〜60cmの帯状に敷くと侵入者が必ず踏む導線になる
・粒が大きめで音が高いタイプを選ぶと効果的
・雑草対策も兼ねて防草シートを下に敷くと長持ち
玄関アプローチ
■目的:デザイン性を保ちながら防犯をプラス
★おすすめの種類:人工樹脂タイプ、カラータイプ、樹脂コーティングタイプ
-
▶ポイント:
・来客が通る場所なので見た目も重視
・歩きやすさを確保するため、平板やタイルと組み合わせて敷くのがおすすめ
・カラーを外壁や門塀に合わせると統一感アップ
勝手口・通路まわり
■目的:人目につきにくい場所の防犯強化
★おすすめの種類:砕石タイプ(コスト重視)、人工樹脂タイプ(軽量で施工性◎)
-
▶ポイント:
・夜間は暗くなりやすいのでセンサーライトとの併用が効果的
・狭い通路は音が反響しやすいので、比較的安価な砕石でも十分効果あり
庭・花壇まわり
■目的:景観と防犯を両立させる
★おすすめの種類:リサイクルガラスタイプ、カラータイプ
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▶ポイント:
・見せる場所なので色や質感を重視
・白や明るい色を選ぶと庭全体が明るく見える
・花壇まわりでは雑草対策効果も期待できる
駐車場まわり
-
■目的:車の乗り入れ部は避け、外周部で防犯対策
-
★おすすめの種類:砕石タイプ、人工樹脂タイプ
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▶ポイント:
・車のタイヤが乗る場所には不向き(砕けて粉になりやすい)
・駐車スペースの外周や歩行部分に限定して敷設
・コンクリートやインターロッキング舗装と組み合わせると実用的
防犯砂利の費用感
防犯砂利は「材料費」だけでなく、「施工費」「下地処理費」によって総額が変わります。
ここでは㎡単価・施工条件ごとに詳しく見ていきます。
材料費の目安
■砕石タイプ:1㎡あたり 1,500〜3,000円(厚み40mm換算)
■人工樹脂タイプ:1㎡あたり 3,000〜5,000円
■リサイクルガラス系:1㎡あたり 4,000〜6,000円
■樹脂コーティングタイプ:1㎡あたり 4,500〜7,000円
■カラータイプ:1㎡あたり 4,000〜6,000円
▶同じ1㎡でも、素材の種類や色・デザイン性で価格差が大きいです。
施工費(職人の手間賃)
敷設工事費:2,000〜3,000円/㎡
→ 地面を均して転圧し、防草シートを敷き、砂利を均等に敷く作業費。
下地処理の費用
■防草シート:500〜1,000円/㎡
■見切り材(レンガ・樹脂・アルミなど):2,000〜4,000円/m
■残土処分・整地費用:5,000〜20,000円(面積・状況による)
▶DIYで砂利だけを敷くなら安く済みますが、雑草対策や飛散防止まで考えるとプロ施工が安心。
総額の目安(1㎡あたり)
■DIYで砂利のみ:2,000〜4,000円
■プロ施工(防草シート+見切り込み):5,000〜9,000円
■デザイン重視(カラー・ガラス系+見切り施工):8,000〜12,000円
福岡で防犯砂利の設置ならトラストホームへおまかせください!
防犯砂利は、外構リフォームの中でも比較的手軽に導入できて、効果を実感しやすい防犯対策です。
「空き巣に狙われにくい家」にするためには、侵入者に“ここは入りづらい”と思わせる工夫が欠かせません。
砂利の上を歩けば必ず音が鳴るため、不審者は心理的に大きなプレッシャーを感じます。
さらに、雑草対策や景観アップの効果もあるため、 防犯+快適な庭まわりづくり に一石二鳥。
「窓下や通路の安全を強化したい」
「玄関まわりを明るくおしゃれに整えたい」
「DIYでできる防犯対策から始めたい」
こうしたお悩みにぴったりなのが防犯砂利です。
設置場所・種類・デザインを工夫すれば、暮らしの安心感と住まいの美観を同時に高めることが可能です。
トラストホームでは、防犯砂利の設置から外構全体のリフォームまで幅広く対応しています。
施工場所の状況を確認したうえで、最適な砂利の種類や施工方法をご提案いたします。
まずは 無料の現地調査・お見積もり からお気軽にご相談ください。
安全で快適な住まいづくりを、私たちがしっかりサポートいたします。
◎リフォームメニュー一覧
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