リフォームコラム

トイレまるごとリフォームを検討中ですか?ここで知れる!全貌と具体的な費用

トイレは家の中でも特に重要な空間の一つです。
日々使う場所だからこそ、快適さと清潔感が求められます。
しかし、長年使っているうちに便器の汚れや内装の劣化が目立ってくるもの。
そんな時は、トイレまるごとリフォームで一新してみてはいかがでしょうか。

トイレまるごとリフォームとは、便器の交換だけでなく、床や壁などの内装も同時に改装することを指します。
これにより、トイレ空間全体が生まれ変わり、より快適で清潔感のある空間を実現できるのです。

本記事では、トイレまるごとリフォームの全貌に迫ります。
内装から機能まで、トイレリフォームに必要な知識を網羅的に解説します。
さらに、気になる費用相場やリフォームのメリットについても詳しく紹介します。
トイレリフォームを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

□トイレまるごとリフォームの全貌:内装から機能まで

 

トイレまるごとリフォームは、一体型便器やタンクレストイレなどの便器本体の交換と、床のクッションフロアや壁紙クロスなどの内装工事を組み合わせたプランです。
これにより、トイレ空間全体の清潔感と使い勝手を大幅に向上させることができます。

1: 便器の選択肢は豊富


トイレまるごとリフォームでは、組み合わせ式トイレ、一体型トイレ、タンクレストイレなど、さまざまなタイプの便器から選ぶことができます。
節水性能や清掃のしやすさ、デザイン性などを考慮して、自分の希望に合った便器を選びましょう。
メーカーもTOTO、LIXIL、Panasonicなど大手各社が揃っているので、比較検討がしやすいです。

2: 内装は床と壁を一新


便器と一緒に内装も変えることで、トイレ空間が見違えるようにきれいになります。
特に床は、汚れが付着しやすいのでクッションフロアを張り替えるのがおすすめ。
壁紙クロスも明るい色柄のものを選べば、より清潔感がアップします。
撥水コートや抗菌・防カビ加工された内装材を使えば、お手入れも楽になるでしょう。

3: 収納や手洗いカウンターで利便性も向上


トイレまるごとリフォームに、収納家具の設置や手洗いカウンターの増設を組み合わせるのもおすすめです。
トイレットペーパーや掃除用具をすっきり片付けられる収納があれば見た目もよく、使い勝手も向上。
手洗いカウンターを付ければ、便器から立ち上がらずに手を洗えるので衛生的です。

4: グレードの高い設備も導入可能


ウォシュレット付き便座や自動開閉式の便ふた、タッチレス水栓など、高機能な設備もトイレまるごとリフォームなら導入しやすくなります。
普段の使い心地が格段に向上するだけでなく、掃除の手間も減らせるので一石二鳥。
費用は高めですが、長く使うものだからこそ、グレードにこだわるのも良いかもしれません。

このように、トイレまるごとリフォームは便器だけでなく内装や設備も含めて総合的にグレードアップできるのが大きな魅力です。
ただし予算も相応に必要になるので、費用対効果を考えながらプランニングすることが大切です。
次の章では、トイレリフォームにかかる費用感についても解説します。

□リフォーム費用のリアルな相場感

 

トイレまるごとリフォームの気になる費用相場はどれくらいなのでしょうか。
一概には言えませんが、便器のグレードや内装の仕様によって、30〜100万円程度が目安と言えるでしょう。

1: トイレ交換のみの場合


まずは基本となる便器交換の費用から見ていきましょう。
一般的な組み合わせ式トイレで10〜20万円程度、一体型トイレなら20〜30万円程度が相場です。
タンクレストイレになると、30〜50万円ほどかかるケースが多いです。
機種やメーカーによって価格差があるので、よく比較検討しましょう。

2: 内装工事込みのトータル費用


便器に加えて床や壁の内装も変える場合、さらに15〜30万円ほど高くなるのが一般的です。
ただし広さや使用する内装材のグレードによっても費用は変動します。
たとえばハイグレードな内装材を使う場合や、床暖房を導入する場合は、50万円以上かかることも。

3: 和式から洋式への変更


和式トイレから洋式トイレへの変更も、トイレリフォームの定番です。
洋式トイレの導入自体は20万円程度ですが、給排水工事や内装工事も必要になることが多いため、全体で40〜50万円程度みておくと良いでしょう。

4: 設備のグレードアップ


ウォシュレット付き便座など、設備のグレードを上げるとその分費用も高くなります。
たとえばTOTOのネオレストなど、ハイグレード便器なら50万円以上する機種もあります。

トイレリフォームの総額は、便器や内装のグレード、付帯設備の有無、和式→洋式などの工事内容によってかなり幅があるのが実情です。
ただ、安く抑えるあまり品質を下げてしまっては本末転倒。
長く使う場所だからこそ、予算と相談しながら適材適所の設えを選ぶことが肝心だと言えます。

 

□トイレ全体リフォームのメリット

最後に、トイレまるごとリフォームのメリットを確認しておきましょう。
部分的なリフォームと比べて、まるごとリフォームにはどのような利点があるのでしょうか。

1: デザインの一貫性が増す


トイレ内の設えを全て一新することで、デザインに一貫性が生まれます。
便器と内装の色柄を統一したり、アクセントクロスを効果的に取り入れたり、自由にコーディネートできるのがポイント。
自分好みの空間を実現しやすくなります。

2: 不具合の心配が減る


古い便器や給排水管、内装下地をそのままにしていると、使っているうちに不具合が出るリスクがあります。
まるごとリフォームなら、見えない部分もきれいにリフレッシュできるので、不具合の心配がぐっと減ります。

3: 値引き効果でコストを抑えられる


便器と内装を別々に発注するより、セットで依頼した方が値引きが効きやすいのも魅力です。
工事もまとめて行うので、足場や作業員の手配などが効率化でき、結果的に費用を抑えられます。

4: 工期も短くて済む


同じく、工事をまとめて行うことで、トータルの施工期間も短縮できます。
部分的に何度も工事するより、まるごと一気にリフォームした方が、生活への影響も少なくて済むでしょう。

トイレまるごとリフォームは、デザインの自由度が高く、機能面の安心感もあり、コストパフォーマンスにも優れた選択肢だと言えます。
初期投資は高めですが、長期的に見れば満足度の高いリフォームになるはずです。

□まとめ

本記事では、トイレまるごとリフォームについて、内容から費用、メリットを紹介しました。
何か質問がありましたら、いつでもご相談ください。