水まわりから玄関まで段差解消リフォームで安心・快適に
これからの住まいに求められるのは、家族みんなが安心して快適に過ごせる空間です。
日常生活の中で何気なくある「ちょっとした段差」が、高齢者や介護が必要な方にとっては転倒や事故の大きな原因になることもあります。
段差解消リフォームは、玄関・廊下・浴室・トイレ・キッチンなど住まい全体にわたって「安全性」と「快適性」を高める工事です。
つまずきや転倒を防ぎ、誰もが安心して暮らせる未来型の住まいを実現します。
どのくらいの段差で不便や危険を感じるの?
一般的な目安
■健常な大人では 2〜3cm程度 の段差でも「つまずきやすい」と感じることがあります。
■高齢者になると歩幅が狭くなり、足をあまり持ち上げないすり足歩行になるため、1〜2cmの段差でも転倒の原因になり得ます。
車椅子利用者の場合
■車椅子の前輪(キャスター)は直径が小さく、2cm程度の段差でも引っかかりやすいです。
■自力で乗り越えることは困難で、介助者が持ち上げる必要が出てきます。
■このため、1.5cm以上の段差は解消またはスロープ設置が推奨されています。
建築基準・バリアフリー法の考え方
■公共施設のバリアフリー基準では、段差は2cm以内に抑えることが望ましいとされています。
■2cmを超える場合は、スロープや手すりの併用が必須。
■住宅改修(介護保険対応)でも、段差解消は主要な改修工事のひとつに含まれています。
日常生活での不便の実感
■玄関の上がり框(15〜20cm):靴を履く・脱ぐときに負担が大きく、車椅子では自力で出入り不可。
■浴室入口の段差(5〜15cm):足を上げにくい高齢者にとって大きな転倒リスク。
■トイレや廊下の段差(2〜5cm):つまずきやすく、夜間の移動で特に危険。
段差解消を成功させるポイント①
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段差があると困る理由
転倒・つまずきのリスクが高まる
高齢者や足腰の弱い方にとって、わずか2〜3cmの段差でも大きな障害となります。
■老化による歩幅の減少やすり足歩行により、わずかな段差でもつまずきやすい。
■転倒による骨折(特に大腿骨頸部骨折)は、その後の生活に大きな影響を与えるケースが多いです。
■特に浴室・玄関・トイレは床が濡れていたり狭かったりするため、転倒事故が最も多い場所とされています。
移動がスムーズにできない
段差があると、車椅子や歩行器の利用に大きな制限がかかります。
■車椅子の小さな前輪は段差に引っかかりやすく、自力での移動が困難に。
■介助者が段差を持ち上げる動作を繰り返すことで、腰痛や転倒のリスクが増します。
■ストレスが積み重なると「移動を控える」「外出を避ける」といった生活の質(QOL)の低下につながります。
日常動作に大きな負担がかかる
段差は体の負担を増やす要因にもなります。
■立ち座りや移動の際に膝や腰に過度な力がかかり、痛みや疲労の原因となる。
■毎日の生活の中で繰り返す動作だからこそ、少しの負担が大きなストレスに。
■介護が必要な場合、段差があることで介助動作が難しくなり、介助者の身体的負担も増します。
急な体調変化に対応できない
段差があると、緊急時の対応にも支障をきたします。
■急な体調不良や転倒時に救助が遅れる可能性がある。
■特にトイレや浴室など狭い空間で段差があると、救急搬送時の担架移動が困難になるケースもあります。
将来の暮らしの安心が失われる
段差がある状態を放置すると、年齢を重ねるごとに「不安」が増していきます。
■「またつまずくかも」「夜間は怖い」といった心理的不安から、生活の自由度が低下。
■段差が原因で「介護が必要になる」ケースも多く、自立した生活の継続が難しくなる可能性があります。
■段差をなくしておくことで、将来の同居・介護にも対応でき、安心して暮らせる住まいにつながります。
段差解消を成功させるポイント②
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段差解消リフォームでできること
玄関の段差解消
・上がり框の段差をスロープや式台で緩やかにし、車椅子や歩行器でもスムーズに出入り可能。
・引き戸との組み合わせで、より安全で快適な玄関に。
廊下・居室の段差解消
・畳からフローリングへの切り替えや、床の高さ調整によって部屋間の段差を解消。
・バリアフリー化により、移動がラクで転倒リスクを減らせます。
浴室の段差解消
・洗面所と浴室の間にある5〜15cmの段差を解消し、フラットな床に。
・ユニットバスへの交換で、水はけ・断熱性も向上。
トイレの段差解消
・廊下との段差をなくし、出入りをスムーズに。
・車椅子でも出入り可能な設計に変更できます。
キッチンの段差解消
・ダイニングやリビングとの間にある小さな段差をフラットにし、移動がスムーズに。
・将来的に車椅子利用にも対応できる空間設計が可能です。
段差解消をより快適にする5つのポイント
①緩やかなスロープで安心して移動できるように
段差を完全にフラットにすることが難しい場合は、スロープの設置が有効です。
■車椅子利用を考える場合、勾配は1/12(12cmの段差に対して120cmの長さ)以下が推奨されます。
■屋外の玄関やアプローチにスロープを設ける際は、滑りにくい素材や手すりの併用が不可欠です。
■屋内でも「ちょっとした敷居の段差」をスロープ化するだけで、歩行器やキャスター付き家具の移動が格段にスムーズになります。
②床材を滑りにくく、歩きやすいものに
段差をなくした床は、素材選びによって快適性が大きく変わります。
■廊下や玄関には、ノンスリップ加工のフローリングやビニル床材を選ぶことで、転倒リスクを軽減。
■浴室や洗面所など水まわりは、水はけが良く乾きやすい床材を採用すると、段差解消と同時に転倒予防になります。
■床下地をかさ上げして段差をなくす場合は、防音性や断熱性の高い建材を組み合わせると、快適性がさらにアップします。
③手すりとの組み合わせで安全性を高める
段差をなくすだけでは安心とは言えません。移動を支える手すりの配置も重要です。
■玄関には「縦手すり」で立ち上がりやすく、「横手すり」で歩行を安定させる組み合わせが有効。
■廊下には連続手すりを設置し、長い距離の移動をサポート。
■浴室やトイレでは、段差をなくす工事と合わせて手すりを適切な高さに取り付けることで、さらに安全性が向上します。
④照明や色使いで視認性を確保する
高齢者は視力や明暗の識別能力が低下するため、「段差があった場所」=転倒の危険ポイントになりがちです。
■段差をなくした場所に足元照明やフットライトを設置すると、夜間も安心。
■床材の色を明るくし、壁や手すりとのコントラストをはっきりさせることで、空間の認識がしやすくなります。
■特に玄関や階段付近は、光のムラをなくした均一な照明を取り入れることが推奨されます。
⑤生活動線を考慮して設計する
段差解消リフォームは、単に床をフラットにするだけでなく、住まい全体の動線を最適化することが大切です。
■車椅子や歩行器の利用を想定して、廊下の幅を80cm以上、できれば90cm以上確保すると移動がスムーズ。
■扉は引き戸やスライド式に変更することで、段差のない床との相性が良く、介助動作もラクになります。
■将来のライフスタイル(親との同居、介護の有無)を見越して設計すれば、無駄のない長期的に安心できるリフォームになります。
段差解消を成功させるポイント③
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段差解消リフォームはこんな方におすすめです!
■高齢のご家族と同居されている方 ■介護が必要で車椅子や歩行器を使っている方 ■浴室や玄関の段差でつまずくことが増えた方 ■和室から洋室への切り替えを検討している方 ■将来の同居や介護に備えて安心な住まいにしたい方 ■賃貸住宅やマンションオーナーで物件価値を高めたい方 |
トラストホームの段差解消リフォーム
トラストホームでは、福岡エリアを中心に段差解消リフォーム・高齢者向けバリアフリー工事・介護対応改修を数多く手掛けています。
現地調査でご家族の生活動線を確認し、住まい全体の安全性を高める最適なプランをご提案します。
★玄関スロープの設置
★浴室・トイレの段差解消
★廊下や居室の床高さ調整
★手すりや照明との組み合わせ提案
★介護保険や各種補助金を活用した改修にも対応
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福岡で介護のための段差解消リフォームならトラストホームへおまかせください
お気軽にご相談ください
住まいの中にあるわずかな段差は、健常なときには気にならないものですが、年齢を重ねると大きな負担や不安の原因になります。
「玄関の段差がつらい」「浴室やトイレの出入りでつまずくことがある」そんなお悩みは、放置せずに早めに解消しておくことが、安心して暮らせる住まいづくりにつながります。
段差解消リフォームは、転倒防止や介助のしやすさだけでなく、ご家族全員の暮らしを快適にするリフォームです。
スロープの設置や床の高さ調整、手すりや照明との組み合わせなど、専門的な工事を通じて、住まいの安全性を大きく高められます。
トラストホームでは、福岡エリアを中心に数多くの段差解消リフォーム・バリアフリー工事・介護対応リフォームを手掛けてきました。
現地調査からプランのご提案、施工、アフターサポートまで一貫して対応いたします。
さらに、介護保険や自治体の補助金を利用したリフォームにも対応可能です。
「これからも安心して暮らせる住まい」を叶えるために、段差解消リフォームを前向きに考えてみませんか?
福岡で段差解消リフォーム・高齢者向け住宅改修・介護リフォームをご検討中の方は、ぜひトラストホームへご相談ください。
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