泥棒が狙うのは「窓」だった
空き巣や侵入被害は「まさか自分の家が」と思ったときに起こります。
警察統計によると、住宅侵入の約7割が窓からと言われており、特に狙われやすいのは以下のような身近な場所です。
- ・1階の掃き出し窓やベランダ窓
- ・お風呂やトイレなどの小窓
- ・無施錠や古い鍵のまま使っている窓
侵入はわずか数十秒で行われる
「ガラス破り」や「無施錠の窓」からの侵入は、ほんの数十秒で行われてしまうこともあります。
少しの油断や古い設備のままでは、誰でも被害に遭う可能性があるのです。
窓の防犯リフォームで“侵入を諦めさせる”
しかしご安心ください。
窓の防犯リフォームを行えば、侵入にかかる時間を大幅に延ばすことができ、泥棒に「この家は手強い」と思わせて諦めさせる効果が期待できます。
ここでは、窓の防犯リフォームでできる具体的な工事内容と、その効果をご紹介します。
窓リフォームでできる防犯対策のご紹介
防犯ガラスへの交換
泥棒の侵入手口で最も多いのが「ガラス破り」
通常のガラスは数十秒で割られてしまいますが、防犯ガラス(合わせガラス)なら簡単には貫通できません。
防犯ガラスの仕組み
防犯ガラスは、2枚のガラスの間に強靭な中間膜(樹脂膜)を挟んだ合わせガラスです。通常のガラスとは異なり、ハンマーなどで叩いても簡単には貫通しません。これは、中間膜が衝撃を吸収し、ガラスが割れても破片が中間膜に貼り付いたままになるためです。これにより、侵入者がガラスに穴を開けるのに時間がかかり、大きな破壊音も発生するため、犯行を諦めさせる効果が期待できます。
おすすめメーカーと特徴
■旭硝子(AGC)/セキュオシリーズ
警察庁が推奨するCPマーク(防犯性能の高い建物部品)を取得した製品があり、高い防犯性能と、断熱・UVカットなどの追加機能を持つ製品が特徴です。
■日本板硝子(NSG)/ラミレックスシリーズ
こちらも同様に強靭な中間膜を使用し、高い防犯性能と透明性を両立しています。
■LIXIL/防犯合わせ複層ガラス
サッシとセットでリフォームできるため、窓枠ごと交換したい場合におすすめ。断熱性能との両立が可能。
■YKK AP/防犯合わせガラス入り樹脂窓
断熱性・防露性能が高く、省エネリフォーム補助金の対象になることも多い。
防犯ガラスのメリット
■侵入防止効果: 泥棒の侵入手口で最も多いとされる「ガラス破り」に効果を発揮し、侵入時間を稼ぐことで犯行を断念させます。
■飛散防止・防災効果: 割れても破片が飛び散りにくいため、災害時や事故の際に安全性が高まります。台風などの強風による飛来物からも家を守る効果があります。
■快適性向上: 製品によっては、紫外線カットや高い断熱性能を持つものがあり、室内の快適性を高める二次的なメリットがあります。これにより、冷暖房効率が向上し、省エネにも繋がります。
面格子(めんごうし)の設置

面格子(めんごうし)とは
面格子とは、窓の外側に取り付ける金属製の格子のことです。
住宅の小窓や浴室・トイレの窓に設置されることが多く、泥棒の侵入を防ぐための代表的な防犯設備です。
【特徴】
・窓ガラスを割られても、格子があるため人が侵入できない
・アルミやスチール製が一般的で、耐久性が高い
・デザインも豊富で、外観に合わせて選べる
・換気や採光を妨げにくいのもメリット
【設置の目的】
・防犯対策:もっとも大きな目的。窓からの侵入を物理的に防ぐ
・安全対策:高所窓に設置することで、子どもの転落防止にもなる
・プライバシー配慮:ルーバー式格子は角度を調整でき、視線を遮りながら風を取り込める
面格子の設置
小窓や浴室、トイレなどは「人目につきにくく侵入しやすい場所」として狙われやすいです。
そんな窓に有効なのが 面格子の設置 です。格子を取り付けることで物理的に侵入を防ぎ、空き巣が敬遠する家にできます。
面格子の設置におすすめの場所
面格子はすべての窓に必要というわけではありません。
特に、侵入リスクが高い場所や、人目につきにくい窓に優先して設置するのが効果的です。
■1階の掃き出し窓
・泥棒が最も狙いやすい場所。
・庭や通りに面した大きな窓は、格子やシャッターとの併用がおすすめ。
■浴室やトイレの小窓
・通行人から見えにくく、侵入に時間をかけやすいため危険。
・換気をすることも多いため、通風性を確保できるルーバー式が便利。
■勝手口や裏手の窓
・人通りが少なく死角になりやすい。
・勝手口ドアの横にある小窓も要注意。
■2階や高所の窓
・「2階だから大丈夫」と思われがちですが、ベランダやカーポートを足場に侵入されるケースも。
・特にベランダ窓は面格子+補助錠の組み合わせが安心。
面格子のメリット
■空き巣が狙いやすい浴室やトイレ窓を強力にガード
■採光や風通しを確保しながら防犯性を高められる
■外観デザインに合わせて選べるため「防犯=無骨」というイメージを払拭できる
面格子の特徴と効果
■侵入防止:格子があるだけで、窓ガラスを割っても体が入らず侵入できない
■心理的抑止力:外から見て「手間がかかりそう」と思わせる効果
■転落防止:2階や高所の窓では、子どもの転落防止にも役立つ
面格子の種類
■縦格子タイプ:もっとも一般的でシンプル。防犯性が高く外観になじみやすい。
■横格子タイプ:外からの視線を遮りやすい。浴室やトイレにおすすめ。
■可動式ルーバータイプ:角度調整で採光や風通しを確保できる。プライバシー保護にも有効。
■デザイン格子:モダンや洋風デザインもあり、外観を損なわず取り付け可能。
シャッター・雨戸の取り付け
シャッターや雨戸は、窓からの侵入を防ぐために非常に効果的な設備です。
閉めるだけで ガラス破りを物理的に防ぎ、侵入に時間をかけさせることができる ため、泥棒にとっては大きな障害となります。
シャッターの防犯リフォーム

シャッター
構造:アルミやスチールのスラット(細長い板)が巻き取られて上下に開閉するタイプ
操作方法:手動・電動があり、電動タイプはリモコンやスイッチで楽に操作可能
【特徴】
・スマートで現代的なデザイン
・後付け工事も比較的しやすい
・採光・通風タイプもあり、閉めたままでも光や風を取り入れられる
おすすめ住宅:新築・リフォーム問わず幅広く対応。防犯性と快適性を両立したい方におすすめ。
特徴とメリット
・ガラス破りやこじ開けを防止
・電動タイプでワンタッチ操作(高齢者にも便利)
・採光・通風シャッターなら閉めたまま風や光を取り入れられる
・防犯+防災+省エネをトータルに実現
おすすめ設置場所
・1階の大きな掃き出し窓
・ベランダ窓(2階でも足場があれば侵入リスクあり)
・寝室やリビングの窓
おすすめメーカー
・LIXIL「リフォームシャッター」
・YKK AP「かんたんマドリモ シャッター」
・三協アルミ「マディオ シャッター」
雨戸の防犯リフォーム
昔ながらの住宅に多い雨戸も、防犯性に優れた設備です。

雨戸
構造:板状のパネルを横にスライドさせて閉めるタイプ(昔ながらの引き戸のような形)
操作方法:基本は手動。開け閉めは両側に引き分ける方式が多い
【特徴】
・和風住宅に多く採用されてきた伝統的な防護設備
・材質はアルミやスチールが主流だが、木製タイプも存在
・断熱・遮音効果に優れる
おすすめ住宅:和風建築や、既存の雨戸レールを活かしたリフォームに適している。
特徴とメリット
-
・横にスライドして閉めるシンプルな構造
-
・強風や台風時の飛来物から窓を守る
-
・遮音・断熱効果に優れる
-
・和風住宅との相性が良い
おすすめ設置場所
-
・和風住宅の掃き出し窓
-
・雨戸レールが残っている既存住宅
-
・防音や断熱も重視したい部屋
おすすめメーカー
-
・LIXIL「雨戸一筋」
-
・YKK AP「雨戸パネル」
-
・三協アルミ「雨戸」シリーズ
シャッターと雨戸、どちらを選ぶべき?
窓の防犯リフォームで人気が高いのが「シャッター」と「雨戸」。どちらも防犯性に優れていますが、構造や特徴に違いがあります。以下の比較表を参考に、お住まいに合ったタイプを選びましょう。
項目 | シャッター | 雨戸 |
構造 | 細長いスラットを巻き取り、上下に開閉 | 板状の戸を横にスライドして閉める |
操作性 | 手動・電動があり、電動はワンタッチ操作可能 | 基本は手動。開閉は少し手間がかかる |
デザイン性 | スマートで現代的。洋風・モダン住宅に合う | 昔ながらの和風住宅に多い。重厚感あり |
機能 | 採光・通風タイプもあり、閉めたまま光や風を取り入れられる | 遮音・断熱効果に優れるが採光は不可 |
防犯性 | 侵入に強く、電動タイプなら毎日使いやすい | 防犯性は高いが、閉め忘れや操作の手間がある |
おすすめ住宅 | 新築・リフォーム問わず幅広い住宅に対応 | 和風住宅や既存雨戸レールがある家に適している |
追加で検討したい防犯対策 補助錠の効果泥棒は侵入に時間をかけることを嫌います。侵入に5分以上かかると、多くの泥棒が犯行を諦めると言われています。 ①時間稼ぎ: 補助錠が一つ増えるだけで、開錠にかかる時間が単純に倍になります。これにより、犯行を諦めさせる可能性が高まります。 ②心理的抑止: 窓やドアに補助錠が付いているのを見ると、「この家は防犯意識が高い」と泥棒に思わせ、ターゲットから外させる効果があります。 換気用ストッパー付き補助錠「換気用ストッパー付き」の補助錠は、防犯と快適性を両立させる優れた機能です。窓を少し開けた状態で固定できるため、施錠したまま換気ができます。 ①防犯: 窓を全開にすることなく、またストッパーによって一定以上の開口を防ぐことで、換気をしながらも侵入されるリスクを低減できます。 ②快適性: 換気のために窓を開ける際、施錠を外す必要がないため、手間なく新鮮な空気を取り入れられます。 |
内窓リフォームは防犯対策にもなる?
内窓リフォーム(インナーサッシ/二重窓)は、一般的に 断熱性・防音性を高める目的 で導入されることが多いですが、実は防犯対策にも一定の効果があります。
内窓が防犯に役立つ理由
■二重ロック効果
・外窓と内窓の両方を開けなければ侵入できないため、泥棒にとって大きな手間となります。
■侵入に時間がかかる
・泥棒は「侵入に5分以上かかると7割が諦める」と言われています。
・内窓があることで侵入までの時間が長くなり、犯行を断念させやすくなります。
■心理的な抑止力
・外から見て「二重窓になっている」と分かるだけでも、「対策してある家」と思わせる効果があります。
注意したいポイント
■ガラス自体の強度は通常と同じ
・標準的な内窓は断熱・防音用のガラスであり、防犯ガラスのように割れにくいわけではありません。
■単独では万全ではない
・防犯を目的とするなら、防犯ガラスや面格子、シャッターなどとの併用がおすすめです。
■設置場所を選ぶ
・狙われやすい大きな掃き出し窓やベランダ窓は、防犯専用の設備と組み合わせると安心です。
内窓リフォーム+αで安心度アップ
■防犯ガラスとセット:内窓を防犯ガラス仕様にすれば、侵入抑止力が格段に向上
■補助錠の追加:外窓・内窓両方に補助錠を付ければ、解錠にさらに時間がかかる
■シャッターや雨戸と併用:二重三重の防犯で、空き巣にとって「絶対に入りたくない家」にできる
内窓リフォームは単体でも一定の防犯性を高められますが、本格的に安心を求めるなら、ほかの防犯リフォームと組み合わせることが最も効果的です。
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窓の防犯リフォームで得られる安心
警察統計によると、泥棒は侵入に5分以上かかると約7割、10分以上かかると約9割が諦めると言われています。
つまり、窓に防犯対策を施すことで「侵入に手間がかかる家」となり、狙われにくい住まいへと変えることができます。
トラストホームでは、福岡エリアに密着し、
★防犯ガラスへの交換
★面格子の設置
★シャッター・雨戸の取り付け
といった窓の防犯リフォームをトータルでご提案可能です。
無料の現地調査で実際のお住まいの状況を確認し、最適なプランをご案内いたします。
ご家族の安全と安心を守るために、まずは一度ご相談ください。
◎リフォームメニュー一覧
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