窓の結露対策

毎朝びっしょり濡れる窓を根本から改善する方法

冬の朝、カーテンを開けると窓ガラスが水滴でびっしょり濡れている。サッシの下に水が溜まり、毎日タオルで拭くのが当たり前になっている。

「仕方ないこと」「冬だから当然」そう思って、結露を我慢していませんか？

しかし、窓の結露は単なる自然現象ではなく、住まいの性能、とくに“窓の断熱性”が原因で起こっているケースがほとんどです。

結露を放置すると、カビやダニの発生、窓枠やクロスの劣化、さらには健康への影響につながることもあります。
換気や除湿器で一時的に抑えることはできても、窓自体の性能が変わらない限り、結露は毎年繰り返されます。

なぜ窓に結露が発生してしまうのか？

結露は、簡単に言うと空気中の水分が、冷えた面に触れて水滴になる現象です。
窓で起こりやすいのは、窓が家の中で最も外気の影響を受けやすく、冷えやすい場所だからです。

結露の基本メカニズムは「温度」と「湿度」

室内の空気には目に見えない水分（湿気）が含まれています。
この空気が冷たい窓ガラスに触れると、空気が急に冷やされます。

空気は冷えるほど、含んでいられる水分量が減ります。
すると余った水分が水滴となって現れ、これが結露です。

ポイントは次の2つです。

• ■ 室内の空気が「湿っている」ほど結露しやすい

• ■ 窓の表面温度が「低い」ほど結露しやすい

つまり、結露は「湿気が多い室内」×「冷えやすい窓」で発生しやすくなります。

窓が結露しやすい最大の理由は「窓が冷える」こと

窓は、壁や屋根に比べて断熱性能が低くなりやすい部分です。
特に次のような窓は、窓表面が冷えやすく、結露が起こりやすくなります。

単板ガラス（1枚ガラス）

1枚ガラスは外の冷気を通しやすく、ガラス表面が冷えやすいため結露が起こりやすくなります。

アルミサッシ

アルミは熱を伝えやすい素材です。
外の冷気がサッシに伝わりやすく、ガラスだけでなくサッシや窓枠にも水滴がつきやすい原因になります。

窓の気密性が低い（すき間風がある）

窓まわりにすき間があると、外の冷気が入り込みやすくなり、窓周辺がさらに冷えて結露が増えやすくなります。

室内側の要因でも結露は増える

「窓が原因」とはいえ、室内の湿気が多いと結露はさらに起こりやすくなります。
代表的な湿気の増え方は次のとおりです。

• ■ 料理（煮炊き・湯気）

• ■ 浴室・洗面の使用後の湿気

• ■ 室内干し（洗濯物）

• ■ 加湿器の使いすぎ

• ■ 人の呼吸（人数が多いほど湿気が増える）

特に冬は、寒さで窓を閉め切りがちで換気量が減るため、室内の湿気が溜まりやすく、結露が増えやすい季節です。

「朝にひどい」のは、夜間に窓が一番冷えるから

結露が朝に多いのには理由があります。

夜間は暖房を弱めたり切ったりすることが多く、外気温も下がるため、窓ガラスの表面温度が大きく下がります。
その状態で、室内の湿った空気が触れると、朝にまとめて水滴が出やすくなる、という流れです。

こんな症状は要注意（結露のタイプ別）

結露といっても、出方で原因の傾向が変わります。

■ ガラス面に水滴が多い 　→ ガラスの断熱不足（単板ガラスなど）が疑われやすい ■ サッシや窓枠が特に濡れる 　→ アルミサッシの影響が大きいことが多い ■ 寝室・北側の部屋が特にひどい 　→ 日当たり・換気量・室温の低さが影響しやすい ■ 室内干し・加湿器使用で急に増えた 　→ 室内の湿度上昇が主因になっている可能性

結露を根本から減らすには「窓を冷えにくくする」ことが重要

結露は、拭いてもまた発生します。
繰り返さないためには、根本原因である

• ◎ 窓表面温度の低下を抑える（＝窓を冷えにくくする）

• ◎ 室内の湿気を溜めにくくする

この2つの考え方が必要です。

そして、窓側の対策として最も効果が高いのが

• ■ 内窓（二重窓）設置

• ■ 複層ガラス／Low-E複層ガラスへのガラス交換

になります。株式会社トラストホームなら、窓交換・ガラス交換・内窓設置の相談・現地調査・見積りは無料です‼
まずはお気軽にお問い合わせください!(^^)!

 

結露を放置するとどうなる？

「毎日拭けば大丈夫」
「少し水滴がつくくらいなら問題ない」

結露は、つい軽く考えてしまいがちですが、放置することで住まいや健康にさまざまな悪影響を及ぼします。

カビ・ダニが発生しやすくなる

結露によって窓まわりが常に湿った状態になると、カビやダニが発生しやすい環境になります。

特に、

・カーテンの裏側
・サッシの溝
・窓枠やゴムパッキン部分

は湿気がこもりやすく、知らないうちにカビが広がっていることも少なくありません。

カビやダニは、

・アレルギー症状
・ぜんそく
・鼻炎や皮膚トラブル

など、健康面にも影響を与える可能性があります。

---

窓枠・サッシ・建材の劣化が進む

結露による水分が長期間続くと、窓まわりの部材が徐々に傷んでいきます。

・木製の窓枠が腐食する
・サッシの内部に水が溜まる
・パッキンやシーリング材が劣化する

こうした劣化が進むと、窓の開閉がしにくくなったり、将来的に修理や交換が必要になるケースもあります。

---

クロスや壁にシミ・剥がれが起こる

結露した水分が壁に染み込むことで、

・クロスの浮きや剥がれ
・壁紙の変色
・黒ずみやシミ

といった症状が現れることがあります。

見た目が悪くなるだけでなく、内装リフォームが必要になる原因にもなります。

---

室内環境が悪化し、快適に過ごしにくくなる

結露が発生しやすい住まいでは、

・室内がジメジメする
・空気が重く感じる
・窓まわりの掃除が大変になる

など、日常生活のストレスが増えてしまいます。

特に冬場は、結露を気にして窓を開けられず、さらに湿気がこもる悪循環に陥りやすくなります。

---

住まいの寿命を縮めてしまうことも

結露は「水分」です。
この水分が建物内部に入り込むことで、

・柱や下地材への影響
・見えない部分での劣化

が進行する可能性もあります。

長い目で見ると、結露は住まいの寿命を縮める原因の一つになり得ます。

---

「拭くだけ」では根本解決にならない理由

結露を拭き取ること自体は大切ですが、それはあくまで「応急処置」です。
窓が冷えやすい状態が続く限り、結露は何度でも発生します。

そのため、

・結露が毎年繰り返される
・掃除の手間が減らない

という状況になりやすくなります。

---

結露は、早めの対策が重要です

結露は、軽いうちに対策を行うことで、住まいや健康への影響を最小限に抑えることができます。

「毎年結露に悩まされている」
「窓まわりのカビが気になり始めた」

という方は、窓そのものの性能を見直すタイミングかもしれません。

結露対策は内窓（二重窓）の設置がおすすめ‼

結露対策を検討する際、最も効果を実感しやすい方法のひとつが内窓（二重窓）の設置です。
換気や除湿といった対策では改善しなかった結露も、内窓を設置することで根本から発生しにくい状態に近づけることができます。

結露解消におすすめ工事

なぜ内窓は結露に強いのか？

内窓が結露対策として有効な理由は、窓表面の温度を下げにくくできる点にあります。

内窓を設置すると、

・既存の窓と内窓の間に空気層ができる
・この空気層が断熱材の役割を果たす
・外の冷気が室内側の窓に伝わりにくくなる

結果として、室内側のガラス表面が冷えにくくなり、結露が発生しにくくなります。
これは、結露の原因である「温度差」を小さくする効果によるものです。

内窓設置で期待できる結露対策効果

内窓を設置することで、次のような変化が期待できます。

・朝の窓ガラスの水滴が大幅に減る
・サッシや窓枠が濡れにくくなる
・結露拭きの手間が減る
・カビや黒ずみの発生を抑えやすくなる

「毎日拭くのが当たり前だった結露が気にならなくなった」
という声も多く、体感しやすい対策である点が内窓の特長です。

結露対策で内窓を選ぶ際のポイント

内窓なら何でも良い、というわけではありません。結露対策として効果を高めるためには、次の点が重要になります。

ガラスは「Low-E複層ガラス」がおすすめ

Low-E複層ガラスは、熱の移動を抑える特殊な金属膜が施されており、ガラス表面の温度低下をさらに抑える効果があります。結露対策を重視する場合は、断熱タイプのLow-Eガラスを選ぶことで、より高い効果が期待できます。

▶Low-E複層ガラスの詳細はコチラ

---

窓全体の気密性を高めることが重要

内窓は、窓全体の気密性を高める役割も果たします。

すき間風が減ることで、

・窓まわりが冷えにくくなる
・結露が発生しにくくなる

といった相乗効果が生まれます。

内窓設置が特に向いているケース

結露対策として内窓は、次のような住宅に向いています。

・単板ガラスの窓が多い
・アルミサッシを使用している
・毎年結露が発生している
・窓枠やサッシにカビが出始めている
・マンションにお住まいの方

特にマンションでは、外窓を交換できないケースが多いため、内窓は現実的で効果的な結露対策となります。

内窓設置の注意点（結露対策視点）

結露対策として内窓を設置する際には、次の点にも注意が必要です。

・室内の湿度が極端に高い場合は、完全にゼロにはならない
・換気や加湿器の使い方も併せて見直す必要がある
・設置条件によっては、内窓側に軽微な結露が出ることもある

ただし、結露の発生量は大幅に軽減されるケースがほとんどです。

結露対策としての内窓は「根本改善」に近い方法

内窓は、

・窓を冷えにくくする
・室内の快適性を高める

という2つの効果により、結露の根本原因にアプローチできる対策です。
毎年繰り返す結露にお悩みの方は、換気や拭き取りだけでなく、内窓による対策を検討する価値があります。

ガラス交換との違い（結露対策の視点）

結露対策として検討されることが多いのが、「内窓（二重窓）」と「ガラス交換」の2つの方法です。
どちらも結露軽減に効果はありますが、結露の抑え方・効果の大きさ・向いているケースには明確な違いがあります。

結露対策の考え方の違い

まず、両者の違いを結露対策の考え方で整理します。

• 【内窓】
  　→ 窓全体を冷えにくくし、結露が起こりにくい環境をつくる

• 【ガラス交換】
  　→ ガラス部分の冷えを抑え、結露を軽減する

つまり、内窓は「根本対策寄り」ガラス交換は「改善・軽減寄り」の方法と言えます。

結露対策で見る 内窓とガラス交換の比較表

比較項目	内窓（二重窓）	ガラス交換（複層・Low-E）
結露抑制効果	◎ 非常に高い	○ 軽減される
ガラス面の結露	◎ 大幅に減少	○ 改善は期待できる
サッシの結露	◎ 抑えやすい	△ 出やすい場合あり
窓全体の冷え	◎ 冷えにくい	○ ガラス部分のみ改善
根本解決性	◎ 高い	○ 条件次第
見た目の変化	室内側に窓が増える	ほぼ変わらない
工事内容	内側に新設	ガラスのみ交換
マンション対応	◎ 対応しやすい	○ 条件次第
断熱・防音効果	◎ 同時に向上	○ 断熱のみ
費用対効果	◎ 高い	○ 内容による

ガラス交換が結露対策として有効なケース

ガラス交換も、結露対策として意味がないわけではありません。
次のような場合には、ガラス交換が適しているケースもあります。

・結露がガラス面中心で、程度が比較的軽い
・見た目を変えたくない
・内窓を設置するスペースが確保できない
・サッシの状態が良好

Low-E複層ガラスなどを選ぶことで、結露の発生量を減らす効果は期待できます。

結露を「しっかり抑えたい」なら内窓がおすすめ！

毎年結露が発生している場合や、

・サッシまでびっしょり濡れる
・カビが出始めている
・拭いても追いつかない

といった状態であれば、内窓による対策の方が満足度は高くなりやすいです。
一方で、「少しでも改善できればよい」「部分的に対策したい」という場合は、ガラス交換も選択肢になります。

迷った場合は、窓の状態を見て判断することが大切です

結露対策は、住まいの状況によって最適な方法が異なります。

・現在の窓の仕様
・結露の出方（ガラスか、サッシか）
・室内の使い方

を確認したうえで判断することで、無駄のない結露対策につながります。

福岡の窓リフォーム専門店トラストホームなら、結露対策でお悩みの皆さまへ最適なプランをご提案いたします。
相談・現地調査・見積りは無料です！まずはお気軽にお問い合わせください!(^^)!

2026年　補助金を活用した断熱リフォームについて

窓の断熱リフォームは、住宅の省エネ性能を高める工事として、国の住宅支援制度において継続的に重視されてきた分野です。

とくに、

・内窓（二重窓）の設置
・高断熱性能を持つガラスへの交換

といった工事は、これまでもエネルギー消費量の削減に効果が高いとして、補助制度の対象となってきました。

2026年も、大好評の『先進的窓リノベ補助金』継続決定！

2026年においても、窓の断熱性能向上を目的とした「先進的窓リノベ補助金」制度の継続実施が正式に決定しています。

今回の制度では、従来よりも内容が拡充されており、断熱性能の高い窓リフォームを行うことで、より手厚い補助を受けられる制度となっています。

2026年 窓リノベ補助金の主な特徴

2026年の制度では、次のような点がポイントです。

・従来よりも大きなサイズの窓が補助対象に追加
・補助内容が見直され、支援額が拡充
・補助金の上限額は最大100万円

施工内容や窓のサイズによっては、補助金額が大きくなるケースも想定されます。

---

内窓は「Low-E仕様（Sグレード）」が補助対象の基準に

2026年の窓リノベ補助金では、内窓に関する性能基準が明確に定められています。

・従来のAグレード内窓は補助対象外
・Low-Eガラスを使用したSグレード内窓が補助対象

単に窓を二重にするだけではなく、一定以上の断熱性能を備えていることが求められる内容です。
そのため、内窓リフォームを検討する際は、「補助金の対象となる仕様かどうか」を事前に確認することが重要になります。

---

高断熱ガラスへの交換工事も補助対象として明確化

2026年の窓リノベ補助金では、高断熱性能を持つガラスへの交換工事も、補助対象として正式に位置付けられています。

対象となるのは、

・複層構造により断熱性を高めたガラス
・Low-E金属膜を使用した高断熱ガラス
・制度で定められた性能基準を満たす製品

など、窓の断熱性能向上に明確な効果が認められるガラスです。

内窓の設置が難しい住まいでも、ガラス交換による断熱リフォームで補助金を活用できる点は、2026年制度の大きな特徴と言えます。

補助金を活用する際に押さえておきたい注意点

補助金を活用するためには、
次の点を事前に確認しておくことが大切です。

・補助対象となる製品やグレードであるか
・制度の条件に沿った工事内容になっているか
・申請時期や予算枠の状況

とくに、工事完了後ではなく、着工前の確認が必須となるため、事前の相談や準備が欠かせません。

補助金を活用した断熱リフォームは、早めの検討がポイントです

補助金制度は、

・予算に達すると受付が終了する
・申請が集中しやすい

といった特徴があります。

2026年の窓リノベ補助金は制度内容が充実している分、早い段階で検討・相談を進めることで選択肢が広がりやすくなります。

福岡で2026年 窓リノベ補助金を活用した 断熱リフォームをご検討中の方へ トラストホームでは、2026年の窓リノベ補助金制度を踏まえ、 ・Low-E（Sグレード）内窓のご提案 ・補助対象となる高断熱ガラス交換 ・補助金を見据えた断熱リフォーム計画のご相談 に対応しています。 「内窓とガラス交換、どちらが自宅に合うのか分からない」 「補助金を使った場合の費用感を知りたい」 といったご相談も歓迎です。まずはお気軽にお問い合わせください。

お悩み別解決‼お悩みにあった解決方法をご紹介

窓リフォーム

福岡で窓の結露対策をご検討中の方へ

窓の結露は、毎日拭けば何とかなる問題のように思われがちですが、実際には窓の性能が原因で繰り返し発生しているケースがほとんどです。

結露を放置すると、

・カビやダニの発生
・窓枠やクロスの劣化
・室内環境の悪化

など、住まいや健康への影響につながることもあります。

内窓設置や高断熱ガラスへの交換によって、窓を冷えにくくすることで、結露が発生しにくい環境をつくることが可能です。

トラストホームでは、結露の出方や窓の状態を確認したうえで、

・内窓が適しているか
・ガラス交換で改善できるか

といった点を踏まえ、住まいに合った結露対策をご提案しています。

戸建・マンション問わず対応可能です。
毎年の結露にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

◎リフォームメニュー一覧
・キッチンリフォーム
・浴室（お風呂）リフォーム
・トイレリフォーム
・洗面化粧台
・IH・ガスコンロリフォーム
・給湯器の設置・取り替え
・床リフォーム
・壁紙リフォーム
・内装リフォーム
・遮熱対策リフォーム
・熱中症対策リフォーム
・防犯対策リフォーム
・バリアフリーリフォーム
・内窓リフォーム
・玄関リフォーム
・レンジフードリフォーム
・屋根リフォーム
・ガス給湯器
・エコキュート
・エコジョーズ
・電気温水器

◎外壁塗装・屋根塗装・防水工事も承ります
・外壁塗装/外壁リフォーム
・屋根塗装/屋根リフォーム
・防水工事

◎対応地域

福岡市　福岡市東区/福岡市博多区/福岡市南区/福岡市城南区/福岡市中央区/福岡市早良区/福岡市西区

糟屋郡　粕屋町/志免町/篠栗町/宇美町/須恵町/新宮町/久山町

古賀市/大野城市/春日市/太宰府市/筑紫野市/那珂川市/古賀市/飯塚市/糸島市/福津市/宗像市/飯塚市/

※上記以外も福岡県内であればご相談ください

▶対応地域一覧

◎お問い合わせは、お電話またはメールにて承ります！

相談無料・見積もり無料
お電話の場合はこちら：0120-39-1137
メールの場合はこちら：リフォーム無料相談
補助金情報についてはこちら：補助金紹介ページ
施工事例も定期的に更新しておりますのでぜひご覧ください！