テクノロジーブック~トイレ編Ⅱ~|福岡の安いトイレリフォームならトラストホーム
今回のトラストNEWSは、テクノロジーブック~トイレ編Ⅱ~のご紹介です。
~パワーストリーム洗浄~
ただの3つの水流ではありません。
3つの的確な水勢、水流で、強力鉢内洗浄。
便器を流す洗浄水の吐水の穴を、3つに。それぞれの効果的な水勢、水流を実現して、
より強力な洗浄を実現。鉢内をすみずみまで洗い流します。
◆1000を超える試作からつかんだ水の流れと勢いのバランス。
ーー「汚れがつかない便器」。永遠のテーマへのチャレンジです。ーー
日本人は清潔好きですが、やはり掃除の手間は面倒ですので、一回でも掃除の回数を減らしたい
とか、掃除の時間を減らしたいという思いが強くあります。掃除の時間を減らしたいという思いが
強くあります。そうした意もいに応えていくために、汚れがつかない便器を作るというのは、私たち
便器の開発者にとって永遠のテーマです。今回、LIXILはアクアセラミックという汚れがつきにくい
陶器の新素材を発明しましたが、そのアクアセラミックの効果を最大限発揮させるためにも、
鉢内をすみずみまで洗う洗浄方式というのは、非常に重要な技術です。
洗浄方法の歩みを見ますと、水洗便器が登場した当時は、便器のフチの裏に細かな穴があり、
そこから水が流れるというものでした。その後、洗浄力を高めるため、水平方向に水の渦を作り、
汚物をその渦の勢いで流すという方向で洗浄に技術は進化していきました。
しかし、ご存じのように、便器の鉢は卵型のような楕円形状をしております。このため水の
渦は綺麗な正円形状を描けず、鉢内を回る度に水の勢いやエネルギーはそうしても落ちてしまいます。
水のエネルギーを最大限活かしたまま、すみずみまで鉢内を洗浄する。そのために生まれたのが、
今回のサティスのパワーストリーム洗浄です。
ーー3つの穴と、便鉢の形状の相乗効果。ーー
ただ水が出る穴を増やせば良いといことではありません。
水という形のない流体をコントロールすることはすごく難しい技術です。流体の解析技術は確かに
進歩しましたが、最適な水流を見つけ出すため、最終的に1000を超える便器形状を試作し、
水流のバランスを少しずつ変えながら、毎日のようにテストを繰り返しました。
今回のパワーストリーム洗浄では、3つの水流の水量や勢い、タイミングが完璧にコントロールされ、
それぞれ違った役割を持っています。
一番奥の水流が鉢全体に洗浄の推進力を与え、真ん中の水流は汚物や紙をピンポイントで力強く
流します。そして、一番手前の水流が時間差で洗浄力の比較的弱い部分をフォローしています。
3つの主流がチームプレーのように機能し、力強く、かつ、すみずみまで洗浄を実現しています。
さらに今回、水流を3つに分散させてひとつひとつの水流を細かにコントロールすることで、
フチを掃除しやすい形状とすることができた点も、自信を持っておすすめできるポイントです。
伊奈 嵩正
LIXIL Water Technology
商品開発部 衛陶商品開発グループ
当社では、安いトイレをご提供しています。