Water&Kitchenテクノロジーブック~1986年編~|福岡の激安お風呂リフォームならトラストホーム
今回のトラストNEWSは、Water&Kitchenテクノロジーブック~1986年編~のご紹介です。
◆世界の人々の記憶に残るシステムバス~1986年~◆
1986年、東京の新しい風景になるホテルが誕生。
多様な国の人々が行き交う東京の六本木・赤坂エリアに建つANAインターコンチネンタルホテル東京。
1986年の開業以来、先鋭的な外観は東京の風景を彩っています。
また、贅と配慮が隅々にまで行き届いた客室空間は、常に高い評価を獲得。観光やビジネスで訪れた人々
が都心の喧騒から離れ、心を落ち着かせる”もうひとつの家”として愛されています。
ANAインターコンチネンタルホテル東京(当時名称:東京全日空ホテル)竣工当時の客室。
◆その後スタンダードになったシステムバス。
天然素材と人工素材の調和、時代を先取りした演出照明。
システムバスのクオリティは、客室の心地良さを大きく左右します。ANAインターコンチネンタル
ホテル東京(当時名称:東京全日空ホテル)は建築計画の中において、重要なポイントの一つで
あるバスルームをLIXILの前身であるINAXにオーダーしました。清潔感と機能を追求しながら、
もてなしの空間としての贅と配慮の価値を加えた空間は、機能的な面が注目されていたシステムバス
をくつろぎの空間に昇華させる提案になりました。
システムバスに入ると最初に目に入る洗面カウンターは天然の大理石を選び、自然素材の温かみを
持たせました。そして、天然の大理石の自然の濃淡に合わせて、壁面にボカシタイルを採用。
微妙な色調が自然素材の大理石と調和し、豊かで温かい雰囲気を創り出しています。
浴槽は、清潔感と陶器のような厚みの感じられるグランデバスを導入。照明に、宿泊客の肌を
美しく見せる、演色効果の高い蛍光灯を選び、さらに、トップライトと間接光によって陰影をつけて
気分のよい心地良い変化を生み出すことを考えました。
誰からも愛される心理的、視覚的、使い勝手に工夫した空間の広がり。
空間の大きさにもこだわっています。平面計画を1,600mm×2,200mm、天井高2,300mmとし、
広さ高さともに当時のホテルではゆとりあるシステムバスを実現しました。また、客室とシステムバス
の段差をなくし、連続性を持たせることで空間の広がりを感じさせ、さらに、洗面カウンターの下
の目隠しをなくし、同時に2面に鏡を設けることで視覚的な広がりも生み出しています。
ホテルのおもてなしに感動し、東京の贅を記憶する世界の人々にとって、このシステムバスはさりげなく
そして、大きな役割を果たしています。
1986年(昭和61年)竣工時 システムバス
◆水まわりをインテリアにしたショールーム「XSITE」。
ANAインターコンチネンタルホテル東京の建つ豊かな文化の発信拠点である赤坂アークヒルズに、
当時最先端の世界の水まわりデザインを紹介するINAXのショールーム「XSITE」がありました。
ビルの最上階・37階、会員制クラブが計画されるほどのフロアに、10カ国30社から集めたバスや
トイレの名品を約800点展示。水まわりの世界が楽しめる場所として話題になり、1日400~500人
が訪れ、はとバスの観光コースにもなりました。そして、水まわりにはインテリアという意識が
なかった時代に、水まわりの概念を大きく変える役目を果たしました。
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