Water&Kitchenテクノロジーブック~対談Ⅱ~|福岡の激安お風呂リフォームならトラストホーム
今回のトラストNEWSは、Water&Kitchenテクノロジーブック~対談Ⅱ~のご紹介です。
テクノロジーで、自然の心地良さを再現する。
LIXIL Water Technology Japan
浴室事業部
事業部長 深尾 修司
家庭に、温泉を再現できないか。
中井:「お風呂は日本の文化と言えますが、浴室事業の中ではどのように捉えていらっしゃいますか」。
深尾:「今では、ほとんどの家にお風呂がありますが、もともとは露天風呂のような屋外の温泉を
楽しんでいたと思います。そこからもう少し最近になると銭湯に行くようになり、各家庭のお風呂に
入るようになり・・・過去を振り返ると日本のお風呂の原点は、やはり温泉なんです。
自然の恩恵を受けて、自然と共生してきたこの文化をLIXILはシステムバスで再現したいと考え、
挑戦しています」。
中井:「自然の再現ですか?」
深尾:「はい、温泉は体を洗ったり温めたりということだけではなく、自然の中に自分の身を置いて
精神的な解放を求める場所でもありますよね。それを、システムバスで再現したいのです」。
中井:「現代人は、忙しい生活をしていて、精神面の充実を求める傾向にありますね」。
深尾:「我々は、そういった方々にお応えしていくいことができると思っています。システムバス
づくりは、空間づくりです。例えば、LIXILは窓も作っているので、自然の心地よい空気を取り入れる
ように工夫することも可能です。さらに、朝と昼は自然に近い光にして、朝、昼と夜で明るさを調整
したり。スパージュという商品では、アクアタワー(打たせ湯)を備えています。
自然の打たせ湯では3mくらいの高いところから湯が切れ、玉のようになりますが、家庭のバスルーム
ではそうはいきません。そこで、高さがなくても湯を切って玉をつくりだすテクノロジーを開発
しました。また、アクアフィール(肩湯)は、肩をなでるようなお湯の感触を実現し、温泉やスパ
リゾートのような心地良さを追求しました」。
オーバーヘッドシャワーについて質問される中井さん。壁に取り付けるバーに角度をつけることで、
頭上の高い位置からシャワーを浴びることができる。
システムバスを世界に発信していく。
中井:「日本にもシャワー文化が広がっていますね」。
深尾:「はい、広がりつつあるシャワー浴にいち早く応えるべく、オーバーヘッドシャワーを取り
いれています。私たちは、西洋で進化したシャワー文化も、日本のお風呂文化と融合させたいと
考えています。そして将来的には、システムバスの心地良さを世界に伝えていきたいですね。
そのときは単に商品を広めるのではなく、商品の奥にある日本の文化、LIXILの哲学まで伝えていく
ことが重要ですね」。
中井:「日本は自然の中に人がいる。自然と対立関係ではなく、共生という関係性を築いてきました。
そういうことを理屈ではなく、感じることができる商品ですね。2020年には東京オリンピックも
ありますし、海外の方が日本のお風呂を体験されることでしょう」。
深尾:「そうですね。国内だけではなく、グローバルのパートナーと共に、新しい価値も生み出し、
積極的に発信していきたいと思っています」。
当社では、激安でキッチンをご提供しています。