LIXILテクノロジーブックⅧ|福岡の安価お風呂リフォームならトラストホーム
今回のトラストNEWSは、LIXILテクノロジーブックⅧのご紹介です。
災害時だからこそいつも通り使えるトイレを。「レジリエンストイレ」
災害時のトイレは、水や食料の確保と同じく重要な課題。
2018年は特に災害の多い年でした。いざ災害が起きると、私たちも避難所で過ごすことになる場合があります。災害でライフラインは絶たれ、断水化ではトイレの喫緊の問題となります。水洗トイレは普段通りに使えなくなり、トイレの汚れにより衛生環境は悪化します。劣悪な衛生環境下での感染症の心配や、トイレの使用を控えることによる脱水症やエコノミー症候群で、せっかく災害で助かった命も危険ささらされることになります。災害に対して国も国土強靭化基本法を制定し、災害時のトイレの大切さが認識されてきています。
避難所で問題となった施設・設備
※「平成23年度東日本大震災における学校の対応などに関する研究調査報告書」(平成24年文部科学省)
過去の震災から浮かび上がった水洗トイレが抱える課題。
近年起こった震災の被災地を訪問し、トイレの問題を目の当たりにしました。また、被災地の方々にも話しを伺い、そこから避難所でのトイレの課題が浮かび上がりました。これまでも用意されている災害時用のトイレ(携帯トイレ、簡易トイレ、仮設トイレ、マンホールトイレなど)は、断水でも使えるため、避難所では重要な役目を果たしています。しかし、ゴミの保管や処理、使用方法のわかりづらさ、雨天や夜間利用時の不安、設置に時間がかかるなどの課題もあり、既存の災害時のトイレだけでは十分とは言えません。
【災害時の水洗トイレの課題】
⇒平常時と同様に5~6リットル以上の洗浄水が必要。
⇒洗浄の際の飛沫や水の運搬の際の水ぬれで衛生面での不安が生まれる。
⇒避難者自ら、人力で大量の水を施設内のトイレまで運搬しなくてはならない。
⇒洗浄の際に重いバケツを持ち上げなければならず、高齢者や子供には特に負担。
洗浄水量、平常時5L、災害時1Lの水洗トイレ「レジリエンストイレ」
災害時でも老若男女、誰もがいつもと同じように安心して使える水洗トイレをつくりたい。その想いからLIXILは「レリジエンストイレ」を開発しました。その特長は、災害時に設置されりトイレではなく、建物内でいつも使っている常設のトイレであることです。いつも使っているトイレであれば、災害時でも平常時と同じようにスムーズに使えます。レジリエンストイレは普段は洗浄水量5Lの一般的なトイレと同じ使用方法。万一、災害で断水が起きた場合、1Lで洗浄できるトイレに切り替えられます。いつもの使い慣れたトイレであるため安心です。使い方がわからないということもありません。排泄物も下水道に流すので衛生的※。障がい者用の広いトイレに設置いただければ、段差もなく、車イスでも使用可能です。
※震災により下水道が破断した際は流すことができません。
1L洗浄を実現する排水機構と、下水道へ運ぶ配管設計。
【レジリエンストイレの構造】
【手動給水方式】
最上流側の便器。掃除流しなどから、1時間ごとにバケツ1杯分(27L程度)の洗浄水を流すことで排水横主管内に滞留した汚物を下水道まで搬送する方式です。
※トイレの使用回数は35回/時。バケツ1杯9Lの場合。
【汚水循環方式】
汚水循環により排水横主管内に滞留した汚物を下水道まで流す方式です。汚水が排水横主管内を循環し、汚物をブラッシング。オーバーフロー分は下水道に搬送されます。
LIXILのシャワートイレのテクノロジーが、世界で存在感を増している。
アメリカでは、シャワートイレ出荷台数が2倍に。
DXVの新商品「AT200LS」には、LIXILのシャワートイレのテクノロジーが搭載されています。DXVのデザインとLIXILのシャワートイレ技術の融合は、北米市場において大きな差別化となり、過去2年間で出荷台数が2倍なりました。
【LIXILと共に、北米市場をリードしていきます】
ミニマルなデザインの中に数多くのLIXILのテクノロジーを搭載している「AT200LS」には、多くの反響をいただいています。例えば、お尻専用とビデ専用に分けられた2本の洗浄ノズル。これは、女性にとってうれしい配慮です。また、ニオイを鉢内に閉じ込め常緑に脱臭するエアシールド脱臭なども好評で、建築家の方からは”美しいフォルムと清潔さがトイレをラグジュアリーにしてくれる。機能的にもこれ以上望むものはない”という評価をいただきています。私たちは今後もLIXILと共に新しい価値を持った商品を届けることができると考えています。
【LIXILのテクノロジーが搭載されているDXVのシャワートイレ】
当社では、安価でお風呂をご提供しています。