今回のトラストNEWSは、家づくり優待制度ガイド～平成30年度版①～のご紹介です。
◆補助金・優遇制度・優遇ローンを使いこなそう◆
優遇制度の併用でお客様に「もっとお得」を提案する～リフォーム編～
リフォームでも「国の助成を二重に受益できない」という原則は同じです。《表1》のA~Fの事業は、いずれも補助要件には断熱が入っているため、基本的に併用不可となります。ただし、「次世代省エネ建材支援事業」は、断熱に無関係の潜熱蓄熱建材の導入によって補助要件を満たすことになるため、たとえば「潜熱蓄熱建材+調湿建材」のリフォームであれば、その他の省エネ補助金との併用は可能ということになります。
減税の併用については表2、表3のとおりです。「耐震改修減税」を除いては、ローン型と投資型を組み合わせて利用することはできません。また、「長期優良住宅化リフォーム減税」は、耐久性、耐震、省エネを満たし、長期優良住宅（増改築）認定を取得することが要件であるため、減税要件が重なる耐震改修、省エネ改修減税とは併用できません。
優遇制度を活用する際には、補助金、税制優遇、金利メリットなどをお客様にトータルで提案することが大切です。
《表1》リフォーム補助金の制度の併用の可否
※1.潜熱蓄熱建材によって補助要件を満たす場合は、他の省エネ補助制度と併用できる。
※2.エネファームは補助対象説に該当していないため併用できる。
※3.補助対象経費からエネファームの設置にかかる工事費除外する必要がある。
《表2》リフォーム減税の併用の可否
※1.控除額を合算して計算する
《表3》固定資産税減税の併用の可否
今回のトラストNEWSは、INAXの和洋改修工法～簡単リフォーム！④～のご紹介です。
比 較
※1：防水保証とはトイレ空間全体の床防水を保証することであり、トイレ全体の床防水を修繕する以外、防水保証はできません。そのため、和風便器から洋風便器への改修工事である和洋改修工法では一定の防水性能を有しているが防水保証していません。
価 格
■和洋改修工法は現場ごとに状況が異なるため、現地調査の上、お見積りを提出させていだだきます。
■ブース内にシャワートイレ用コンセントがない場合は、別途電気工事が必要となります。
■ブース工事や内装工事が必要になる場合があります。
■既存給排水管が利用できない場合は、別途給排水工事が必要になります。
■給排水管の位置やブースなどの大きさによっては2日間で工事が完了できない場合もあります。
■給排水管は露出配管になります。
■その他、現場状況に応じて別途工事や検査が必要になる場合、別途見積もりとなります。
■法定福利費は別途発生します。
■洋風便器は排水位置対応範囲が広いリトイレ便器がおすすめです。
■清掃の際乾式清掃をお願いします。
■和風療養便器と一部の和風便器（ブローアウト式・トラップなし・サイホンゼット式・半トラップ式・幼児用便器）では和洋改修工法を採用できません。在来工法での施工をお願いします。
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今回のトラストNEWSは、INAXの和洋改修工法～簡単リフォーム！③～のご紹介です。
特 徴
INAXの和洋改修工法は、どちらの工法も構造躯体の強度を低下させません。
和洋改修工法には「ネット工法」「プレート工法」の2種類の工法がありますが、スラブ層は配筋を傷つけるリスクを回避し、構造躯体の強度を低下させないために、いずれの工法でも洋風便器用の汚水管立ち上げ位置を和風便器の鉢内に限定しています。
◆ネット工法◆
×シンダー層のはつり工事が必要
△2時間程度の騒音が出ます
○床の仕上げがフラット
×給水・汚水管の更新が不可能
○洋風便器の設置は、最短2日間
○トイレの階下は使用可能
構造躯体の強度を低下させない工夫
①和風便器カット
②和風便器鉢内に汚水管立ち上げ
③落下防止用ステンレス線で補強
④ネットとメッシュで補強し床埋め戻し
⑤新規床仕上げ
⑥器具取りつけ
◆プレート工法◆
○シンダー層のはつり工事が不要
○騒音の発生が少ないです
△床の仕上げが15ｍｍ以上上がる
×給水・汚水管の更新が不可能
○洋風便器の設置は、最短2日間
○トイレの階下は使用可能
構造躯体の強度を低下させない工夫
①和風便器カット
②和風便器鉢内の汚水管仕上げ
③落下防止用ステンレス線で補強
④特殊プレート設置
⑤新規床仕上げ
⑥器具取りつけ
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今回のトラストNEWSは、INAXの和洋改修工法～簡単リフォーム！②～のご紹介です。
～工 事 の 流 れ～
現場状況に応じて、2種類の工法から選べます。いずれの工法でも2日間の短工期＆1フロア工事が可能です。
◆ネット工法◆
工事開始
上部をカットし床をはつります。
フラッシュバルブなどを取り外した後、和風便器の上部をカットし、和風便器周囲の床（シンダー層）をはつります。その後、和風便器の底部をカットします。
和風便器の落下防止を行います。
和風便器全面に保護テープを貼った後、ステンレス線を使って、和風便器の落下防止を行います。その後、既設の和風便器内の汚水管を接続します。この時、勾配の確認も行います。
開口部の蓋します。
発泡板を使って、和風便器の開口部に蓋をします。
床の強度を上げます。
下層モルタルを打設後、アラミド繊維ネットとスチールメッシュで補強し、床の強度を上げます。
モルタルを打設します。
周囲の床面と高さが合うように、アラミド繊維ネットとスチールメッシュの上からモルタルを打設します。
床下地を仕上げます。
床下地を仕上げます。その後、既存の床と合わせるために、タイル、もしくは、長尺シートで床仕上げを行います。（長尺シート仕上げの場合は2日目に施工します。）
◆プレート工法◆
工事開始
上部・底部をカット、床ははつりません。
フラッシュバルブなどを取り外した後、和風便器の上部と底部をカットします。その際、和風便器周囲の床（シンダー層）ははつりません。
和風便器の落下防止を行います。
和風便器全面に保護テープを貼った後、ステンレス線を使って、和風便器の落下防止を行います。その後、既設の和風便器用の汚水管に新設の洋風便器用の汚水管を接続します。この時、勾配の確認も行います。
開口部に蓋をします。
発泡板を使って、和風便器の開口部に蓋をします。
特殊床プレートを敷設します。
専用の特殊プレートを敷設します。
プレートの周りをモルタルで埋めます。
専用の特殊床プレートの周りをモルタルで埋め、ブース内の床がフラットになるようにします。床面が上がることで生じる段差はブースの入り口などで調整します。
床下地を仕上げます。
床下地を仕上げます。その後、既存の床と合わせるために、タイル、もしくは、長尺シートで床仕上げを行います。（長尺シート仕上げの場合は2日目に施工します。）
洋風便器などの器具を設置し・・・
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今回のトラストNEWSは、INAXの和洋改修工法～簡単リフォーム！①～のご紹介です。
和風便器を洋風便器に交換すると、使用者の使い勝手の向上だけでなくランニングコストの削減も実現できます！！
和風便器を洋風便器に交換することで、洋風便器を使い慣れている方へのトイレ環境の改善が行えます。また、洋風便器は和風便器に比べて洗浄水の使用料が少なく済むため、大変経済的です。たとえば、一般的な小学校でパブリック向け床置き便器に交換すると従来の和風便器（大13L）に比べ、約69％の節水を実現します。
■和風便器 ■パブリック向け床置き便器
（1993～1998年発売品）
【大13L】 【大5L/小3.8L】
【試算条件】児童数：420人、年間登校日数：200日の小学校を想定して、男子が210人が大0.2回/人・日、女子210人が大0.2回/人・日、小1.5回/人・日、1回の使用で流す回数が男子1.5回、女子2.3回で算出。
【引用元】自社基準【単価】上下水道：700円/㎡（税込み）
⇒年間約 112万円 節約できます。
～和洋改修工法におすすめの洋風便器～
※各商品の詳細については、住宅設備機器総合カタログにてご確認ください。
◆INAXの和洋改修工法の3つのポイント◆
ポイント.1 工期期間の短縮
⇒和洋改修工法では、既存の給水・汚水管をそのまま活用します。そのため、たった2日間で洋風便器の設置が完了するので、日々の業務への影響を最小限に抑えることが可能です。週末を利用した工事も可能です。
ポイント.2 1フロアで工事が完結
⇒和洋改修工法では、既存の給水・汚水管をそのまま活用します。そのため、階下からの工事が不要ですので、工事中でも階下のテナント・事務所・トイレなどは使用可能です。また、階下の天井を壊して作業する在来工法と比べて、騒音やほこりの発生を抑制できます。
ポイント.3 選べる2種類の工法
現場の状況に応じて、2種類の工法から選べます。
和洋改修工法には「ネット工法」「プレート工法」の2種類の工法はあります。シンダー層の厚みや和風便器の埋設状況や工事騒音配慮などの現場状況に応じて、適した工法をご提案いたします
⇒ネット工法 【特許第4734590号】
◆特徴◆
床をはつることで最終的な床仕上げ高さが上がりません。
《適した現場例》
●床をはつるための十分なシンダー層厚みがあり、和風便器の埋設状況が良い現場
●床仕上げ高さを上げられない現場
⇒プレート工法 【特許第4962061号】
◆特徴◆
床をはつらず特殊床プレートを使って仕上げます。最終的に床仕上げ高さは上がりますが、騒音軽減につながります。
《適した現場例》
●シンダー層の厚みがうすく、和風便器の埋設状況が悪い現場
●工事騒音を極力抑えたい現場
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