介護保険で手すり設置は可能?利用条件と流れを解説

自宅での暮らしをより安全で快適なものにするために、手すりの設置は有効な手段の一つです。
特に高齢者の方や、介助が必要な状況にある方にとって、手すりは転倒防止や移動の補助として大きな役割を果たします。
しかし、工事を伴う設置や、どのような手すりが適しているのか、費用面での負担が気になるという方もいらっしゃるかもしれません。
こうした疑問や不安に対し、介護保険制度を活用することで、費用負担を軽減しながら手すりを設置できる可能性があります。
介護保険で手すり設置は可能
介護保険制度は、高齢者が住み慣れた自宅で安全かつ自立した生活を支援する公的制度であり、利用者本人の「自立支援」と「尊厳の保持」を基本理念としています。
この制度を利用することで、介護が必要な方の自宅に手すりを設置する際の費用負担を大幅に軽減できます。
手すり設置は転倒事故予防だけでなく、利用者の安心感向上や家族の介護負担軽減にも寄与します。
この制度を利用するには、一定の条件を満たす必要があります。
要介護認定が必要
介護保険を利用して手すりを設置する場合、原則として「要支援1・2」または「要介護1〜5」のいずれかの要介護認定を受けている方が対象となります。
要介護認定は、利用者の心身の状況や日常生活における介護の必要度を評価するもので、申請後、市区町村の窓口での調査員による自宅訪問調査や、主治医の意見書などをもとに判定されます。
必要に応じて、自治体窓口、地域包括支援センター(高齢者の総合相談窓口)、かかりつけ医などに相談し、要介護認定の申請手続きを進めることが、介護保険サービス利用の第一歩です。
地域包括支援センターでは、認定申請のサポートも受けられます。
自己負担は1〜3割
介護保険が適用される場合、手すり設置にかかる費用のうち、自己負担額は所得に応じて1割、2割、または3割となります。
一般的に、所得が低い方ほど自己負担割合は低くなります。
例えば、住宅改修制度を利用して手すりを設置する場合、工事費用の上限額は原則として20万円と定められており、この上限額内で、ご自身の自己負担割合に応じた金額を支払うことになります。
例えば、工事費用10万円で自己負担1割なら支払いは1万円です。
これにより、自己負担額を大幅に抑えながら、安全で快適な住環境を整備することが可能になります。
20万円の上限額は、原則生涯一度の利用ですが、一定の条件を満たす場合は再利用も可能です。
介護保険の対象手すり設置
介護保険制度で対象となる手すり設置は、利用者の自立した日常生活動作(ADL)を支援し、自宅での安全性を高めることを目的としています。
自立した生活とは、可能な限り自分で身の回りのことを行い、生活の質を維持・向上させることです。
手すり設置は転倒事故防止だけでなく、自宅で安心して活動できる範囲を広げ、精神的安定にもつながります。
結果として、要介護状態の悪化防止や医療費・介護費用の抑制にも寄与します。
移動補助や転倒防止目的
手すりの設置は、主に日常生活における移動の補助や、転倒の危険性を低減することを目的としています。
廊下、階段、トイレ、浴室、玄関など、家の中の様々な場所で、立ち座りの補助、移動時の支え、段差の昇降時の安全確保などに役立ちます。
例えば、廊下では、歩行時のふらつきを抑え、移動を安定させます。
階段では、昇降時の安心感を提供します。
トイレでは、立ち座りを補助し、安定した姿勢を保ちます。
浴室は滑りやすく転倒事故が多発するため、浴槽の出入りや洗い場での立ち座りに手すりは不可欠です。
玄関では、上がり框などの段差越えや靴の着脱時に支えとなります。
手すりの形状は、握りやすさや滑りにくさも考慮して選ばれることが重要です。
利用者の状況や生活動線を考慮し、適切な場所に、適切な高さ・形状で設置することが重要です。
改修かレンタルで利用
介護保険では、手すりを設置する方法として「住宅改修」と「福祉用具のレンタル」または「販売」といった複数の選択肢があります。
壁に固定するなどの工事を伴う手すり設置は「住宅改修制度」の対象となり、上限20万円の範囲内で利用できます。
I型やL型手すりなどが該当します。
一度の改修で複数箇所設置できるメリットがあります。
一方、工事が不要な据え置き型や突っ張り型などの手すりは、「福祉用具貸与制度」を利用してレンタルすることが可能です。
トイレ脇の据え置き型手すりやベッドサイド手すりなどが該当します。
状態変化に合わせて他の福祉用具に変更しやすいという利点があります。
また、浴槽の縁にかける手すりや浴槽内に設置する手すり、ポータブルトイレ用手すりなどは、「特定福祉用具販売」の対象となる場合もあります。
最適な方法は、状況や住宅環境により個別に判断が必要です。

介護保険適用で手すり設置する流れ
介護保険を利用して手すりを設置するには、定められた手続きに沿って正確に進める必要があります。
保険給付には、制度のルールを理解し、決められた手順を厳守することが不可欠です。
ケアマネージャーに相談
手すりの設置を検討する際には、まず介護支援専門員(ケアマネージャー)に相談することが最も推奨されます。
ケアマネージャーは、利用者の心身の状況、生活環境、住居の状況などを詳細に把握し、手すりの形状、材質、設置場所、利用すべき制度(住宅改修、福祉用具貸与・販売)について専門的なアドバイスを提供します。
申請書類作成支援や、事業者との連携など、煩雑な手続きのサポートも受けられます。
ケアマネージャー不在時は、地域包括支援センターへの相談も有効です。
事前申請が必須
介護保険を利用して手すりを設置する場合、工事やレンタルの契約を行う前に、必ず所定の手続きに従って「事前申請」を行う必要があります。
住宅改修制度を利用する際は、ケアマネージャーに相談して計画を立てた後、必要な書類(理由書、見積書、住宅の図面や写真など)を市区町村に提出し、承認を得てから工事に着手します。
承認後、工事が完了したら、完了報告書や領収書などを提出します。
福祉用具のレンタルについても、ケアプランに位置づけられ、事業者との契約前にケアマネージャーの確認が必要です。
申請をせずに工事や契約を進めてしまうと、介護保険が適用されず、全額自己負担となる可能性があるため、細心の注意が必要です。
通常、工事着工の1ヶ月前までには申請を済ませておくことが望ましいです。
まとめ
介護保険制度を賢く活用することで、要介護認定を受けている方が、自宅に手すりを設置する際の経済的な負担を軽減し、より安全で自立した生活を送るための一助となります。
手すりは移動補助や転倒防止に貢献し、高齢者の安心・安全な暮らしを支え、生活の質(QOL)向上に繋がります。
利用にあたっては、ご自身が制度の対象となるための要介護認定の取得、そして専門家であるケアマネージャーへの丁寧な相談、そして何よりも工事や契約を行う前の「事前申請」が不可欠です。
これらの手続きを正しく踏むことで、介護保険制度を有効に利用し、ご自宅をより快適で安全な住環境へと整えましょう。
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